約 2,283,002 件
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/644.html
第一話 うわっ面 -Surface- 第二話 異世界 -The different world-
https://w.atwiki.jp/grant764/
ダイエット中であっても、身体の血となり肉となる(脂肪ではなく!)たんぱく質は重要です。たんぱく質を多く含んでいるのは、魚介・肉類や、豆・豆製品です。 ただし、たとえば一口に肉類といっても、牛肉、豚肉、鶏肉といった肉の種類によって脂肪の量やカロリーはずいぶんと違いますし、同じ種類であっても部位によってもたんぱく質の量は大きく変わります。 ダイエット中にお勧めの肉としては、脂肪の少ない鶏の胸肉やささみ肉です。 そこで鶏ささみ肉を使った、リゾットはいかがでしょう。ご飯はリゾットにすると満腹感があります。電子レンジで簡単に作りましょう。 ★おすすめダイエットメニュー 鶏ささみ肉のリゾット レシピ ◆材料(1人分) ・冷やご飯・・・100g ・鶏ささみ肉・・・50g ・玉ネギ・・・1/6個 ・ピーマン・・・1/2個 ・ニンジン・・・1/4本 ・固形スープの素・・・1/2個 ・熱湯・・・11/2カップ ・酒・・・大さじ2 ・塩、コショウ・・・各少々 ◆つくり方 1.鶏ささみ肉は幅が広いほうに白く見えている固い部分(筋)があります。指先で肉を押さえながら、包丁を筋にあて、しごくようにして筋を引き抜きます。筋を取ったら、そぎ切りにし、軽くコショウをふります。 2.玉ネギとピーマンはみじん切りにします。 3.電子レンジ用の容器に鶏肉と酒を入れてラップをし、1分加熱します。 4.3に冷やご飯とみじん切りした玉ネギ、ピーマンを加え、固形スープの素も熱湯で溶いて加えます。 5.4をラップなしで4分加熱し、全体をかき混ぜ、塩、コショウで味をととのえて完成です! SNSでゲームを楽しもう
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/303.html
【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚89人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚88人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚87人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚86人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚85人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚84人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚83人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚82人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚81人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚80人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚79人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚78人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚77人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚76人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚75人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚74人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚73人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚72人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚71人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚70人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚69人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚68人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚67人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚66人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚65人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚64人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚63人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚62人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚61人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚60人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚58人目】実質59人目 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚58人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚56人目】実質57人目 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚56人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚55人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚54人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚53人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚52人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚51人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚50人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚49人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚48人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚47人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚46人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚45人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚44人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚43人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚42人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚41人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚40人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚39人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚38人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚37人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚36人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚35人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚34人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚33人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚32人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚31人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚30人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚29人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚28人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚27人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚25人目】私の26人目よ… 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚25人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚24人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚23人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚22人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚21人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚20人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚19人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚18人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚17人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚16人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚15人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚14人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚13人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚11人目】11人目は二人いたッ! 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚11人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚10人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔 【召喚9人目】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔 召喚8人目 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔 召喚7人目 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔 召喚5人目 正体は6人目 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔 召喚5人目 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔 召喚4人目 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚】 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚】 ルイズが召喚したのが空条承太郎だったら・・・
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/838.html
第一章 使い魔は暗殺者 前編 リゾットは怒っていた。心の底から。頭のてっぺんを突き抜けるような怒りを、不甲斐ない自分に感じていた。 ――オレは…何一つとしてっ、仲間と交わした誓いを果たすことが出来なかったっ!! それが、リゾットの怒りの原因だった。 ボスを殺すこと。 栄光を掴むこと。 仲間たちと約束したことを、リゾットは何一つとして叶えることが出来ず、無様に死んでいく自分が、リゾットはこの世で一番許せなかった。 誇りを傷つけられ、栄光を掴もうと誓った。 けれど、全ては無駄に終わってしまったのだ。自分たちの反乱は、挫折した。 誰が悪いのではないだろう。強いて言うのならば、運が無かったとしか言えない。 戦いに勝つには天の時と地の利と人の和が必要だと言われている。 地の利と人の和は同等だった。けれど、天の時はブチャラティたちに味方した――そういうことだ。 しかし、リゾットはそれだけに全てを委ねる事はできなかった。 リーダーである自分がもっと上手くチームを指揮していれば勝てたのではないか。そう考えてしまうのだ。 すでに起きてしまった出来事にもしもはない――。そう分かっていても、リゾットの頭の片隅で声は囁く。 ――お前の采配が悪かったから仲間たちは無駄死にしたのだ…………。 と。 だからこそリゾットは相打ちを覚悟でボスを殺したかった。 相打ちでボスを殺してもどうしようもないことは分かっていたけれども。仲間はもう一人も残っていないし、ボスを殺しても自分が死んでしまっては、それで終わりだ。 それに、リゾット以外の仲間が死に絶えたとき、ボスを殺す理由は無くなっていた。“仲間と”栄光と掴むためにボスを殺そうと決意したのだから。 それでもリゾットがボスを殺そうとしたのは、死んだ仲間たちに少しでも報いたかったからだ。 死んだ後、あの世で仲間たちと再会したとき、胸を張っていられるように。そう思って、リゾットはボスを殺しに行った。 が、最後の最後、後一歩が及ばなかった。結局、天の時は最後までリゾットの味方をすることはなかったのだ。 ――オレたちは……決して栄光を掴む事が出来ないと言う事なのか?! 神を裏切ったオレたちには祝福を受ける資格がないと言うのか?! そんなことは……そんなことは認めないッ! 絶対に認めるものかァッ! オレは……いや、オレたちは! 使い捨てられて、踏み台にされるために生きていたのではないッ!!!! リゾットは怒っていた。心の底から。頭のてっぺんを突き抜けるような怒りを、無慈悲な神に向かって感じていた。 ――オレたちは……栄光を掴むんだ!!! 「あんたたち誰?」 雲ひとつ無い晴天の空を背景に、誰かがリゾットの顔を覗き込んでいた。 急激に意識が上昇して目が覚めたため、視界はあまりよくなかったが、リゾットを真上から見下ろしている人物が桃色に近いブロンドの少女だという事は分かった。 そうして、その少女が白いブラウスとプリーツスカートを身に纏い、その上に黒のマントを羽織っている事も。 (コス……、プレとかいうやつか?) 少女の姿を見たリゾットの最初の感想は、正直どこかずれていた。しかし、これは彼にとっては致し方ないことでもあった。 少女の格好からリゾットが連想したものは、チーム仲間のメローネが(自分の)食費を削ってまで購入していたジャッポネーゼアニメやジャッポネーゼマンガに描かれていた、いわゆる魔女っ子と呼ばれるものだったからだ。 メローネや歳若い仲間が楽しそうに読んでいるのを見て、一度だけリゾットも読んだ事があるが、あまりの展開の破天荒さに5ページほどで挫折した。 けれども、メローネたちにはそこがいいらしく、同じく面白さが分からなかったプロシュートやギアッチョとともに肩身の狭い思いをしながら、 『あれが若さか』 などという発言をしてちびちびとワインを啜った記憶が懐かしい。あの時はまだ、ソルベとジェラートも居て、ボスに反感を持つ前だった。 あれから、そう、色んなことがあった。 身を粉にして組織を大きくしたというのに、与えられた対価はそれに見合うことは無く。ボスはリゾットが嫌っている麻薬を金のために、裏の人間だけではなく一般市民にまで売り出した。 それがリゾットには気に食わなかった。元々リゾットは裏の人間が必要以上に表の人間と関わる事を良いとは思っていなかったし、麻薬は人をボロボロにする。短い目で見れば金になる商売かもしれないが、長い目で見れば害にしかならない。 そうこうしている内に、待遇に不満を抱いたソルベとジェラートがボスのことを調べ始めて、殺された。 そんな様々な要因が重なって、トリッシュというボスの娘の噂が切っ掛けとなり、リゾットたちは組織を裏切った。ボスを倒すために。 そして、昔夢見た理想を現実にするために。 しかし、現実は非情で、リゾットの仲間たちはボスの娘を護衛するブチャラティチームたちと戦い、死んでいった。 リゾットも一人ボスと対峙し、負けた。そう、ボスのスタンド能力の前にリゾットは敗北したのだ。裏の世界では負けはそのまま死に繋がる。つまり、リゾットは死んだ――はずだった。 (そうだ。俺はエアロスミスの銃弾を受けて死んだはずだ) 未だ上手く働かない思考をフル回転させてリゾットはこの状況を理解しようとした。何故、イタリアのサルディニア島でボスに敗れた自分がこんな城の見える平原に居るのか。しかも―― (この女、あんたたち……複数形で訊いた?) そのことに疑問を持ったリゾットは、目の前にいる少女を警戒しながらゆっくりと上体を起こし、体を捻って後方に視線を動かした。 「!!?」 その瞬間、リゾットはこれまで味わった事の無いほどの混乱に襲われた。 メタリカを体内に宿しているせいで白目の部分が充血している、他人とは違う目を大きく見開いて自分の後ろに広がっている光景を呆然とした表情で見つめる事しかできない。 (馬鹿な……っ、これは、どういうことだ?!) サルディニア島に居たはずなのに、こんな観光地のような場所に居る事も不可思議な事だが、それ以上に不可解なことが目の前に広がっている。 「ホルマジオ……、イルーゾォ……、プロシュート……、ペッシ……、メローネ……、ギアッチョ……。馬鹿な……、死んだはずだ……ッ」 そう、リゾットの背後には死んだはずの彼の仲間たちが倒れていたのだ。 暗殺チームのリーダーとして普段から滅多に感情を揺らす事の無いリゾットだが、この状況にはただ心の底から驚愕するしかなかった。 (天国とでも言うのか?) イタリア生まれのイタリア育ちであるリゾットはギャングに入って後も基本的な思考はローマ・カトリックに由来していた。 そのため、この異常な状態を天国と思ったわけだが――、それにしてはどうも様子がおかしい。 混乱しながらも、仲間たちは全員気絶しているだけだと確認したリゾットは、次に周りの様子を慎重に観察し始めた。 目の前には未だに少女が憤然とした面持ちで仁王立ちしている。 その遥か後ろには平地用の――つまりは守りに向いてない移住性を重視した――城が聳え立っていた。 そして、その城と少女の間に、十数人ほどの人間が、全員同じような黒いマントを羽織ってまるでファンタジーに出てくる魔法使いの持つ杖のようなものを手にして、リゾットたちを物珍しそうな顔で眺めている。 「あんたたち、誰?」 もう一度少女は聞いてきた。瞳には苛立ちの色がはっきりと見える。それ以外には、焦りと、少しばかりの恐怖。 期待通りに行かなかった事に対する拍子抜けしたような感情。それと、大きな疑問だろうか。この事態に戸惑っているようにも思えた。 「……オレは……、リゾットだ」 とりあえずリゾットはそれだけ答えた。頭の中では未だに黄色いヒヨコが踊っている。 (とにかく、ここがどこか分かるまではこちらの情報は最低限隠さなければいけないな……) 「どこの平民?」 平民? この問いにリゾットは一瞬詰まった。身分社会が崩壊して久しいこの時代、ヨーロッパにも貴族と呼ばれる人種は居るが、こういった物言いをすることはない。 つまり、導き出される結論は、ここはヨーロッパ以外の身分社会がまだ残っている土地か――、はたまた、地球ではないどこかだ。 (本当に異世界だとすると――ナルニア国年代記のようなものか) リゾットは幼い頃に読んだヨーロッパで有名なファンタジーシリーズの名前を挙げて秘かに笑った。 従兄弟が憧れていたファンタジーの世界に――もしかしてだが――自分が足を踏み入れているのかと思うと、なんとも言いがたい気分になってくる。 「ルイズ、『サモン・サーヴァント』で平民を呼び出してどうするの?」 と、リゾットが物思いに耽っている間に、周囲の時間はどんどん進んでいたようだ。 驚きが終わった野次馬たちが、馬鹿にしたような色を浮かべながら声を掛けてくる。げらげらという爆笑をバックコーラスにして。 「ちょ、ちょっと間違っただけよ!」 「間違いって、ルイズはいっつもそうじゃん」 「さすがはゼロのルイズだ!」 ルイズ――どうやらこの桃色掛かった金髪の少女の名前らしい――の拙い反論に、他の子供たちは一斉に笑い声を上げ、馬鹿にする。 そんな子供たちの幼稚な行為に、リゾットは眉を顰めた。 他人を嘲笑うという行動は大きく分けて、自分に絶対の自信があるために相手を軽く見るというものと、相手を軽んじる事で自分が優れていると錯覚したいというものがある。 しかし、どちらの場合も相手の実力を過小評価し、自分の実力を過大評価する傾向にある。そして、それは殺し合いの世界に身を置く者としては非常に不味い事であった。 自分を強いと思うことは油断を招くし、相手を弱いと思うことは隙を生む。過去、その結果として自分に殺された要人やギャングなどの構成員たちを思い出しつつ、リゾットは緩やかに警戒レベルを戦闘時から常時に戻した。 どうやらそこに居る人間たちが結託してリゾットたちを攻撃するような状況にはならないらしい。 けれども、疑問は何一つとして解消されて無い。リゾットは慎重に彼らの出方を待った。 「ミスタ・コルベール!」 少女がまた叫ぶ。誰か――リゾットが推測するに引率者――を呼んだようで、その声に反応して人垣の中から中年の男性が進み出た。 丸い眼鏡をかけた、額から頭のてっぺんまで禿げている温厚そうな男である。この男も真っ黒なローブを身に纏い、大きな木の杖を手にしていた。 絵本や映画などに出てくる魔法使いそのものの姿だ。街でこんな格好をしていたら、道行く人たちに白い目で見られることは確実である。 が、その男――ミスタ・コルベールと呼ばれていた――を見て、リゾットの暗殺者としての感覚が盛大に反応した。 一気に警戒レベルが跳ね上がり、ドッドッドッと心臓が血液を全身に送り出そうと動き出す。酸素が体中を駆け巡り、思考が活性化する。 (この男……、強い! そして、戦い慣れしている!) 男の表情や足運びなどから彼の実力を推測したリゾットは、全身の筋肉を強張らせた。 しかし、そんなリゾットの考えとは裏腹に、男は昼行灯という言葉が似合うほど害意の無い顔でルイズという少女に対して返事をする。 「なんだね。ミス・ヴァリエール」 「あの! もう一回召喚させてください!」 そうして、のんびりとした男とは対象的に、身振り手振りで気を引き必死になって何事かを頼み込んでいるルイズの台詞に、リゾットは思い切り困惑した。 (召喚だと?) その単語を聞いて真っ先に思い出したのは、やはりチーム仲間の一人、ジャッポネーゼマニアのメローネがやっていた(ジャッポネーゼ言葉ではプレイするというらしいが)ファイナル○ァンタジーとかいう、指輪物語の設定を下地にしているRPGとかいうTVゲームだった。 頭に角を生やして杖を持った幼女が脳裏に浮かぶ。そういえば目の前にいる少女も幼い。角は生えてないようだが、杖は持っていた。 「それはダメだ。ミス・ヴァリエール」 「どうしてですか!」 「決まりだよ。二年生に進級する際、君たちは『使い魔』を召喚する。今、やっているとおりだ」 半ば涙目になりながらルイズは尚も言い募るが、コルベールは素っ気無く首を振るだけだ。 周りの生徒たちはコルベールとルイズの会話を邪魔しないように大声で笑う事は止めていたが、ルイズに対してニヤニヤと歪んだ笑みを向けている。 (召喚……使い魔……。この二人の言葉をそのまま信じるのなら、オレは……いや、オレたちは地球から別の世界に呼び出されたということか!) コルベールの登場で脳に充分な酸素が行き渡ったリゾットは、先入観を棄ててこの事態を正確に把握する事に専念する。 この状況が理解できなければ、どういった行動が最適になるのかも分からない。 リゾットの能力ならばここにいる全員を一気に殺すことも可能だが、それをして仲間が危険になるような事になってしまっては困る。 「それによって現れた『使い魔』で、今後の属性を固定し、それにより専門課程へと進むんだ。一度呼び出した『使い魔』は変更することはできない。何故なら春の使い魔召喚は神聖な儀式だからだ。好むと好まざるにかかわらず、彼らのうちの誰かを使い魔にするしかない」 「でも! 平民を使い魔にするなんて聞いたことがありません!」 ルイズが屈辱と怒りで頬に朱を散らせて大声を張り上げると、また子供たちが一斉に笑った。 それをルイズが悔しそうな瞳で睨みつけるが、それでも笑い声の大合唱は止まらない。 リゾットはあまりに幼稚すぎる子供たちの反応に、呆れたような視線を向けた。 あまりに呑気すぎる。イタリアの小学生より程度が低いかもしれない。 (それにしてもオレたちはこのルイズとかいう女に呼び出されたのか……。使い魔…………というとあれか、黒猫のような扱いを受けるのか) 生粋のイタリア育ちのリゾットが想像する使い魔と言えば、ローマ・カトリックの魔女狩りでイメージが固定化された黒猫である。 ちなみにリゾットの脳内では、箒に乗った鉤鼻の魔女が黒猫を従えて満月をバックに飛んでいる姿が浮かんでいた。 (それは……少し、いや、かなり嫌だな。というよりこの傲慢で駄々っ子なマンモーニの下につくなど真っ平ゴメンだ。逃げるのが得策だと思うが……、仲間を見捨てるわけにはいかない。どうするべきか……) リゾットはこの短い時間でルイズの性格を端的にだがきちんと把握していた。ルイズには悪いが、このような人間は雇い主としては最低の部類に入る。きっと食事すらまともに与えてはくれないだろう。 「これは伝統なんだ。ミス・ヴァリエール。例外は認められない。彼らは……」 リゾットが本気で対策を考え始めた頃、コルベールの説教も終わりに掛かっていた。 「ただの平民かもしれないが、呼び出された以上、君の『使い魔』にならなければいけない。古今東西、人を使い魔にした例はないが、春の使い魔召喚の儀式のルールはあらゆるルールに優先する。彼らのうち誰か一人には君の使い魔になってもらわなくてはな」 「そんな……」 (どうやら使い魔とやらは一人しかなれないらしいな。しかし……、仲間にそれを押し付けることはリーダーとしてあってはならない行為だ……) がっくりと肩を落として溜め息を吐くルイズに少しむっとしながら、リゾットは冷静に情報を処理していく。 今までの会話や様子から推測できる事をまとめると、こんな感じだ。 一、ここは魔法使いが存在する異世界である。 二、リゾットたちはルイズと呼ばれる少女の使い魔として呼ばれた。 三、何故か知らないが、仲間たちは全員生き返っている。 四、彼らは学校に所属している。コルベールと呼ばれる男が教師らしい。 五、彼女らは二年生になったばかり。 六、現在、ここの季節は春だ。 七、ルイズと呼ばれる少女はクラスメイトから軽んじられていると思われる。 八、使い魔は一人一体が原則。 九、この国は平和である。 十、彼らは全員中流以上の家庭の生まれ。 ほかにも細々としたところが推測できたが、彼らと関わる上で重要になってくるところと言えばこれくらいだろう。 「さて、では、儀式を続けなさい」 「えー、彼らのうち、誰かと?」 「そうだ。早く。次の授業が始まってしまうじゃないか。君は召喚にどれだけ時間をかけたと思ってるんだね? 何回も何回も失敗して、やっと呼び出せたんだ。いいから早く一人を選んで契約したまえ」 コルベールがそう厳しく言うと、途端に周りから、そうだそうだ、早くしろよ、どれも一緒だからさっさと選べよ、などといった野次が飛ぶ。 あまりのウザさにリゾットは一瞬メタリカを使い全員の口をホッチキスの針で縫い止めようかと思ったが、止めておいた。そんなことより仲間の事が気に掛かる。 何故選ばれたのかは不明だが、この召喚によって――ソルベとジェラートは除くが――全員が生き返っている事は、リゾットにとって幸運だった。 暗殺チームに身を置き、それを率いる事になったリゾットにはチーム以外に信頼できる人間がいない。チームが家族と言っても過言では無いくらい互いを大切に感じてもいる。 (――つまり、これは恩か?) ルイズの召喚の儀式がなければ自分も仲間たちも死んだままだった。そう考えると、リゾットはルイズにかなりの恩を受けたことになる。 「ねえ」 新たな発見に脳をフル回転させていたリゾットに、空気をまったく読まずにルイズが声を掛けてくる。 リゾットが顔を上げるとそこには何かを決意して唇を真一文字に結んだルイズが立っていた。 「なんだ?」 「起きているのがあんただけだし、まあ、顔もそこそこイケてるし……。とにかく、感謝しなさいよね。貴族にこんなことされるなんて、普通は一生ないんだから」 リゾットが返事をすると、瞳にあった決意はあっさりと霧散し、ルイズはブツブツと言い訳を口にする。 そのマンモーニぶりにリゾットはメタリカで説教したくなったが、いきなり目を閉じたルイズに虚を突かれた。 はて、何をするつもりなのだろう。 「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」 疑問を感じているリゾットの前でルイズは杖を振ると、朗々とした声で呪文と思しき言葉を唱えた。 そうして、リゾットが反応するより先に、杖をリゾットの額に置く。 (何だ?! 体が動かないだと?!) とっさに避けようとしたリゾットは、そこに来て自分の体の自由が利かないことに気付いた。 上体を起こして膝立ちになった格好から、全身が彫像になったかのように身動きが取れない。そうして、そのことに戸惑っている間に、どんどんルイズの顔は近づいてくる。 一体なにが起こるんだ? そう思ったとき、ルイズの唇がリゾットの唇に重なった。柔らかい感触がする。 目を閉じたルイズは何故か頬を染めているが、リゾットにとっては蚊に刺された事と同レベルだ。 と、無感動にルイズを見つめているうちに(何しろ体が動かないのでそれ以外出来ない)キスは終わり、ルイズは唇を離した。 「終わりました」 少し恥らいながらコルベールに向かって報告するルイズを、リゾットは冷めた表情で眺める。 「『サモン・サーヴァントは』何回も失敗したが、『コントラクト・サーヴァント』はきちんとできたね」 やっと厄介ごとが終わったというように晴れ晴れとした顔でコルベールが言った。 その言葉にリゾットは心の中だけで盛大に舌打ちする。やはり今のは使い魔とやらの契約の儀式だったらしい。 面倒な事になったと、頭を抱えたくなった。ルイズの唇が離れたせいか、体は元通り動くようになっていた。 後ろをもう一度覗くが、仲間たちはまだ目を覚まさない。普段の彼らならすぐに起きるのだが、一回死んでいるので勝手が違うのだろうか。 殴って起こそうかとも考えたが、スタンド攻撃が飛んできそうなので遠慮しておいた。 ここでザ・グレイトフル・デッドやホワイト・アルバムなんぞを発生させたら大変な事になる。 「相手がただの平民だから『契約』できたんだよ」 「そいつが高位の幻獣だったら、『契約』なんかできないって」 リゾットの注意が逸れている間も彼らの会話は進んでいく。それにしても平民平民と煩いものだ。リゾットは真剣にメタリカで口を塞ごうかと考える。 「バカにしないで! わたしだってたまにはうまくいくわよ!」 「ほんとにたまによね。ゼロのルイズ」 おほほほ、と今にもお嬢様笑いが聞こえてきそうな声音で、見事な巻き毛を持つブロンドの少女が言う。 顔にはそばかすが散っていて、まだまだガキといった容貌だ。外見と中身が比例している良い例である。 「ミスタ・コルベール! 『洪水』のモンモランシーがわたしを侮辱しました!」 「誰が『洪水』ですって! わたしは『香水』のモンモランシーよ!」 「あんた小さい頃、洪水みたいなおねしょしてたって話じゃない。『洪水』の方がお似合いよ!」 「よくも言ってくれたわね! ゼロのルイズ! ゼロのくせになによ!」 「こらこら。貴族はお互いを尊重しあうものだ」 ルイズとモンモランシーとかいう女の聞くに堪えない低レベルな口喧嘩(少なくともリゾットは耳栓がほしくなった)を、穏やかな声でコルベールが宥める。 この男、この集団と一人で相対しても勝てるほど飛び抜けた強さを持っているが、あまり畏怖されていないようだ。その事に僅かに首を傾げた瞬間、リゾットの体が熱くなった。 「なんだ、これはッ?!」 熱の発信源はどうやら左腕のようだ。見れば左手の甲に見知らぬ文様が刻まれていっている。熱い。 我慢出来ないほどではないが、脂汗が滲むのを感じた。 「『使い魔のルーン』が刻まれているだけよ。すぐ終わるわよ」 やはりさっきのキスが契約履行の条件だったらしく、ルイズは苛立った声で説明してくれた。 どうやら契約のキスがよっぽどおきに召さなかったと思われる。しかし、激痛に襲われるリゾットにはそこまでルイズを観察する余裕は無い。 ぐっと唇を噛み締めて痛みに耐える。そして、その数瞬後、熱と痛みはあっさりと退いた。 「……使い魔のルーンか……。本格的だな……」 異常が終わった事に安堵の息を吐いたリゾットは、左手の甲に浮かび上がった文様を見てそう零した。 すると、コルベールが近づいてきて、リゾットの左手を持ち上げた。リゾットは反射的に攻撃に転じようとして、意識的にそれを抑えた。 コルベールにはリゾットに危害を加えようとする意志は無い。ただ、リゾットに刻まれたルーンを確認しようとしているだけだ。 相手に完全に敵意が無いことを理解し、リゾットはそれまで無意識に行っていた警戒を解いた。 この男はリゾットが敵になろうと思わない限り攻撃してこないだろう。 「ふむ……。珍しいルーンだな」 何か突っ込まれるかと思ったが、感想はそれだけのようだった。 もしかしたら自分が普通の人間ではないことがばれるかもしれないと思っていたリゾットは、この台詞に安心する。 「さてと、じゃあ皆教室に戻るぞ」 「ちょっと待ってくれ」 くるりと踵を返して生徒たちに指示を出すコルベールを、リゾットは呼び止めた。平民の事を侮っている者たちなので無視されるかもしれないと案じていたが、リゾットが初めて自主的に声を掛けたからか、コルベールは興味深げな顔をして振り返ってくれた。 「何かね、――……ええと……」 声を掛けたコルベールはそこで自分がこの使い魔の名前を知らないことに気付いたようで、視線で名前を尋ねる。 リゾットはここで反抗的な態度を取る事のデメリットを理解していたので、出来るだけ丁重な口調で話すことにした。 「リゾット。リゾット・ネエロという。不躾で悪いのだが、気絶している彼らを運ぶのを手伝ってもらいたいのだが、お願いできるだろうか?」 その言葉にコルベールは、ああ、と軽く頷いた。別に了承したのではなく、失念していたことを思い出した、という様子だ。 複数形で話してはいたが、リゾットの仲間の事はすっかり忘れ去られていたらしい。 「そうだな、六人もの人間を学院まで運ぶのは難しいだろう。分かった。彼らはわたしが責任をもって学院に送り届けよう。君はミス・ヴァリエールと共に来たまえ」 そう言って今度こそコルベールは生徒たちに向き直り、宙に浮かんだ。 魔法使いと思わしき格好をしていることから、リゾットはこの可能性を頭のどこかで肯定していたが、想像と実際に見てみるとは大違いだという事を知る。 思わずぽかんとした間抜けな表情で、すうっと空中に飛び上がって静止するコルベールの後ろ姿を見上げる。さらに生徒たちも一斉に空へと浮かんだ。 およそ十メートルの高度で留まっている。ある意味でとても衝撃が強い光景だ。メローネなんかは飛び跳ねて喜びそうだが、あいにくとリゾットにそんな余裕は無い。 生まれて初めて見る魔法にひたすら唖然としていた。そうしているうちに、まずはコルベールが気絶しているリゾットの仲間たちを背後に浮かべて地平線の少し手前に位置している城へ向かって飛び出す。 「ルイズ、お前は歩いてこいよ!」 「あいつ『フライ』はおろか『レビテーション』さえまともにできないんだぜ」 「その平民、あんたの使い魔にお似合いよ!」 次に生徒たちが口々にルイズをからかう言葉を残して去っていった。 これにはさすがのリゾットも、人間が宙を飛んでいくという画期的なシーンを目撃した興奮に砂をかけられた気分になった。 ある意味心沸き立つ光景であったため余韻に浸りたかったのだが、台無しである。が、そのおかげで現実に立ち戻ったリゾットは、横に居るルイズを見やった。 ルイズは先ほどの生徒たちの哄笑に怒りを感じているらしく、苛立ちを込めた視線で去っていく生徒たちの後ろ姿を睨みつけていた。 「あんた、なんなのよ!」 しかし、リゾットが自分を見ていることに気付くと、いきなりキレてきた。リゾットは一瞬この展開の速さについて行けずに目を見張る。 もっとも感情豊かなルイズに比べたら微々たる変化なので、相対するルイズは無反応だと感じたようで、さらに言葉を重ねるために息を吸った。 「なんで『サモン・サーヴァント』であんたみたいな平民を呼び出しちゃうのよ! ああ、ドラゴンとかグリフォンとかマンティコアとか……カッコいいのがよかったのに。それがダメだったらせめてフクロウとかワシとかそんな有能な使い魔を望んでたのに!」 どうやら癇癪玉が爆発してしまったらしい。地団太を踏んで悔しがっている。 リゾットはそんなルイズに向かってメタリカを発動させたかったが、仲間を全員生き返らせてもらった恩があるので何とか堪える。 ギアッチョだったら即行ブチギレて殴りかかるだろうな、プロシュートなら説教タイムに突入するだろう。と、苛々を紛らわせるために別のことを考えながら。 「…………それなのに、それなのに! なんであんたみたいな平民がのこのこ召喚されちゃうの?! 由緒正しい古い家柄を誇るヴァリエール家の三女であるこのわたしがなんであんたみたいな平民を使い魔にしないといけないの? ああ、わたしの人生お先真っ暗だわ!」 「………………それはすまないな。ところでミス・ヴァリエール」 全然申し訳ないと思ってない表情と声でリゾットは謝ってみせる。 ルイズはそれに対して、誠意が篭ってない! と怒鳴ったが、一応話を聞くつもりはあるらしい。じっとリゾットの目を見つめた。 「ここはどこなのか教えてもらえないか?」 「は? あんたそんな田舎から来たの? ここはトリステインよ。そして、あそこに見える城がトリステイン魔法学院! ちなみにわたしは二年生のルイズ・ド・ラ・ヴァリエールよ。今日からあんたのご主人様だからね。ちゃんと覚えておきなさいよ」 だが断る。と、リゾットは返そうと思ったが、話がややこしくなるので止めておく。 その代わり新たに入った知識で推測を補強することにした。 (この国の名前はトリステイン。地球上には存在しない国だな。先ほどの魔法の件もあるから、ここは本当に正真正銘の異世界なのだろう。 そして、トリステイン魔法学院とか言ったな。ならばそこは国立校だと分かる。 その学校に通っているという事は、このルイズとか言う女はかなり身分の高い貴族だという事になる。そうして、貴族は平民を見下している。それもかなり徹底的にな) ルイズはその隣で、トリステイン魔法学院も知らない田舎者の平民を使い魔にするなんて。しかも、ファーストキスだったのに。 と、さらに嘆いていたが、自分の思考に没頭していたリゾットは余裕で無視した。 (とりあえず今はこの世界の情報を手に入れる事を優先しなくてはいけないな。ボスへの反逆でここしばらく緊迫した状態が続いていたからな……、少しは休息も必要だろう。それに……この女には恩もある) リゾットは飽く迄仲間たちのことを考えていた。成り行きで使い魔になってしまったが、人の実力を見極める事もできずに喚き散らすだけしか出来ない主人に忠誠を誓う気はまったく持ってない。 ――つまり、真面目に使い魔をやる気などこれっぽっちもないのである。しかし、ルイズに恩があることも事実。それを返さないことはリゾットの生き様にも関わる不祥事だ。 (恩を返すまでは使い魔として仕えるが、それ以後は………………この女次第だな) ちらりと横目でリゾットはルイズを見下ろす。彼女はまだリゾットたちを召喚してしまった事を嘆いていた。始祖ブリミルがどうとかこうとかと呟いている。 しかし、リゾットはこの我侭な少女が、まだ研磨する前の宝石のような存在である事を見抜いていた。
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/274.html
一部 ~ファントム ブラッド~ ジョナサン使い魔波紋疾走 ジョジョとサイトの奇妙な冒険 ジョージ逆に考える使い魔 石仮面仮面のルイズ ブラフォード使い魔は勇者 ディオ・ブランドーおれは使い魔になるぞジョジョー! 二部 ~戦闘潮流~ ジョセフジョセフ 忘れえぬ未来への遺産 カーズ究極の使い魔 ゼロの究極生命体 シュトロハイムハルケギニアのドイツ軍人 シーザー割れないシャボンとめげないメイジ 使い魔の魂~誇り高き一族~ ワムウ風の使い魔 風と虚無の使い魔 ストレイツォストレイツォ 三部 ~スターダスト クルセイダース~ DIODIOが使い魔!? 承太郎スターダストファミリアー スターダストは砕けない ゼロサーヴァント・クルセイダーズ ンドゥール見えない使い魔 ペット・ショップゼロの番鳥 花京院法皇は使い魔 ゼロのパーティ メロンの使い魔 ヴァニラ亜空の使い魔 ホル・ホース使い魔は皇帝 エンペラー 銃は杖よりも強し ダービー兄ファミリア―・ザ・ギャンブラー ジョセフゼロと奇妙な隠者 アヴドゥルマジシャンズ・ゼロ ポルナレフポルポル・ザ・ファミリアー イギー愚者(ゼロ)の使い魔 ミドラー女教皇と青銅の魔術師 デーボはたらくあくま エンヤ婆エンヤ婆 アヌビス神アヌビス神・妖刀流舞 ボインゴボインゴ ハーミット・パープルゼロの茨 四部 ~ダイヤモンドは砕けない~ 仗助砕けない使い魔 L・I・A 露伴露伴 静つかいまがとおるっ! 露伴 ブチャラティ味も見ておく使い魔 露伴+静使い魔は天国への扉を静かに開く 吉良使い魔は静かに暮らしたい ※デッドマンズQの吉良吉影 康一アンリエッタ+康一 ACTの使い魔 S.H.I.Tな使い魔 スーパー・フライ『鉄塔』の使い魔 虹村形兆几帳面な使い魔 キラー・クイーン爆炎の使い魔 猫草使い魔はゼロのメイジが好き ねことダメなまほうつかい 間田ゼロの奇妙な使い魔(うわっ面) うわっ面の使い魔 億泰アホの使い魔 ミキタカ使い魔ファイト トニオお嬢様の恋人 シンデレラ使い魔は灰かぶり 蓮見琢馬(The Book)ゼロと使い魔の書 五部 ~黄金の風~ ジョルノ杖をとりかえしにいこう! 僕の夢は三色コロネッ! 黄金の使い魔 ポルナレフ白銀と亀な使い魔 ココ・ジャンボ(亀)も登場 チャリオッツ・レクイエム使い魔の鎮魂歌 ジョルノ+ポルナレフジョルノ+ポルナレフ ディアボロ絶頂の使い魔 ディアボロの大冒険Ⅱ 不死の使い魔 ディアボロの大冒険タバサの大冒険 ブチャラティslave sleep~使い魔が来る アバッキオサーヴァント・ブルース 繰り返す使い魔 サーヴァントムーディー ゼロの奇妙な道連れ アバッキオ ナランチャサーヴァント・スミス ナランチャ・アバッキオ・ブチャラティナランチャ・アバ・ブチャ プロシュートゼロの兄貴 偉大なる使い魔 リゾットゼロと奇妙な鉄の使い魔 ローリング・ストーン(ズ)凶~運命の使い魔~ ギアッチョサブ・ゼロの使い魔 メローネゼロの変態 ソルベホルマリン漬けの使い魔 ペッシペッシ ルイズ姉ェの栄光への道 ホルマジオ本気男 フーゴ紫霞(しか)の使い魔 スクアーロ鮫技男と桃髪女 トリッシュ一味違う使い魔 使い魔は刺激的 暗殺チームルイズと愉快な暗殺者たち ブラック・サバス影の中の使い魔 パープルヘイズ グリーンデイパープルヘイズ&グリーンデイ ミスタゼロの臭い魔 セッコドロの使い魔 イルーゾォ使い魔は引き篭り サーレーCRAFT OF ZERO ゼロの技工士 六部 ~ストーン オーシャン~ 徐倫引力=LOVE? 星を見た使い魔 フー・ファイターズフー・ファイターズ、使い魔のことを呼ぶならそう呼べ アナスイアナスイ 承太郎DISC奇妙なルイズ ウェザーゼロの予報図 ヘビー・ゼロ ドラゴンズ・ドリームゼロの使い魔への道 エルメェスお熱い使い魔(キッス)を受け取りなッ! 使い魔の兄貴(姉貴)!! プッチ神父新世界の使い魔 狂信者は諦めない マンハッタン・トランスファー変な帽子みたいな使い魔 エンポリオ子供の使い魔 ティータイムは幽霊屋敷で ホワイトスネイクゼロのスネイク ゼロの奇妙な白蛇 DISCはゼロを駆り立てる C-MOONL7 meets C-MOON リキエル使い魔は空高く 七部 ~STEEL BALL RUN~ リンゴォゼロの世界 リンゴォ+才人+色々ギーシュの奇妙な決闘 マウンテン・ティム微熱のカウボーイ ジャイロStart Ball Run サンドマンサンドマン ジョニィ歩き出す使い魔 Dioスケアリー・サーヴァント マイク・Oマイク・O ファニー・ヴァレンタイン(大統領)D0C 八部 〜ジョジョリオン〜 バオー 来訪者 橋沢育郎ゼロの来訪者 バオー犬ゼロいぬっ!
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/356.html
―――『夢』を見た。 とても変な夢だった。 夢の中で暗闇を歩いていると光が見えた。そして弟に会った。『億泰』だ…… この弟はちゃんとやっているのだろうか、そう思い聞いてみる。 「どこへ行くんだ 億泰」 「兄貴について行くよ」 億泰は即答した。 嬉しいがそれじゃダメだ。おれはもう側にいてやれないんだ。 「おまえが決めろ」 突き放す。こいつが一人で歩けるように。 「億泰…行き先を決めるのは おまえだ」 億泰は考えている。どうせ次は困った顔をしてこう言うだろう 『オレはバカだから分からねえよぉ~。兄貴が決めてくれよぉ~』だ。 だがそれではコイツは成長できない。 「杜王町に行く」 ―――違った。 億泰はもう成長していた。一人で歩いていた。 「それでいい」 聞こえているかは分からない。 だが、言いたかった。成長を認めてやりたかった。 さあ、おれも立ち上がらなくては 目が覚めると同時に背中から地面にぶつかる。 どうやら気絶していたのは殴られてから倒れるまでのほんの一瞬らしい。 殴られた腹が痛む。だが立ち上がれない程ではない。 立ち上がる。 「へぇ?まだ戦う気かい?」 ギーシュが小バカにしたような言い方で挑発してくる。が気にしないで精神を集中する。 思い込んでいた。自分は死んだのだと。だから何もできないと。そんな状態じゃ何もできない。 必要なのは『できて当然』と思う精神力。それが無かった。 形兆には知る由も無いが、本体が死んでもスタンドだけ動くということはある。 生死があやふやなことは理由にならない。 『人は成長してこそ生きる価値あり』いつも億泰に言ったことだ。 億泰は『成長』を見せた。それなのに自分は成長どころか弱くなっていた。 それで言いわけが無い。だからコイツで自分の成長を証明する。 ―――「バッド・カンパニー!」 形兆の能力『バッド・カンパニー』はミニチュア軍隊を操るスタンドだ。 生み出した歩兵隊を形兆の位置を頂点としたV字に配置する。他はまだ出さない。 「な!?何だねソレは!?」 ギーシュにはスタンドが見えているらしい。(理由は分からないが) 左足を軽く下げ、左手をポケットに突っ込む、 そして上半身を少し後ろに傾けながら、右ひじを曲げた右手で相手を指差す。 「お前のワルキューレの頭を吹き飛ばすモノだ…」 「射撃開始!」 歩兵達が前にいるワルキューレの頭に集中射撃をする。 ワルキューレの頭は『予告』通り吹き飛ぶ。頭を失ったまま倒れるワルキューレ。 「何!?クソっ!まだだ!」 そういって後ろから気配が近づいてくる。最初に蹴飛ばした一体目のワルキューレだろう。 「爆撃ッ!」 爆発と共に一体目のワルキューレも頭を失う。 撃ったのは成長した証。「ハリアー2」のロケットランチャーだ。 「な、何ぃ~~~!」 ギーシュは慌てている。だが、すぐに落ち着き、杖を振った。 ワルキューレの頭が修復される。それなら銃で狙うのは間接部。 ギーシュは次々と新たなワルキューレを作り出していく。 ギーシュは本来なら全部で七体だせるのだが、修復も行ったために作れたのは全部で六体。 形兆も残りの部隊を出していく。アパッチ、戦車、歩兵隊そしてハリアー2。 距離は四メイルほど。決着は、近い。 「ワルキューレたちよ」 「全体ィィィィィィィ」 「行けェ―――ッ!」 「突撃ィ―――ッ!」 攻撃力も、リーチも、ワルキューレではバッド・カンパニーに及ばない。 防御力なら分があっただろうが、それも殴り合いにならないのなら意味が無い。 結果。バッド・カンパニーに傷一つ負わせることなくワルキューレは敗れた。 ミサイルや砲撃を受けたものは体を吹き飛ばされていたり、 歩兵隊の攻撃を受けたものは間接部分を壊され動けなくなっている。 「そ、そんな、バカな」 ギーシュは固まっている。 形兆はバッドカンパニーごと歩き出す。 そして目の前まで近づくとバッド・カンパニーでギーシュの顔を狙う。 殺される。本能でそれを感じ取るギーシュ。 「キ、君の勝ちだ。だ、だから、や、やめてくれ…」 ギーシュの懇願。 「さっきそう言われたらお前は止めたか?」 「そ、それは…その」 「…いいだろう」 意外な一言。 「え?」 そういったのはギーシュだけではない。ギャラリーまでもが同じ気持ちだった。 そのまま形兆は振り返り歩き出す。 五メイルほど歩いたところで後ろにルイズがやってきた。 「形兆?その…何をしたの?いや、それより……(何で殺さなかった?)」 ルイズも形兆がギーシュを殺すつもりだったと思っていたらしい。 形兆は振り向くことなく答える。 「『何も殺すこたあねー』さっきはそー思っただけだ」 少しだったが成長した億泰に会えた。なら親父のことはアイツにまかせて良いだろう。 元の世界に帰るのを諦めたわけではないが、急ぐ必要も無くなった。 この世界での生活を少し楽しむのも良いだろう。 そう思った形兆は自分の人生が始まるのを実感していた。 ゼロの奇妙な使い魔 Part29 完 ギーシュ―舎弟になった。 ルイズ―大体原作通り。 シエスタ―同上 モンモン―自分の部屋へ行き二時間ねむった…目をさましてからしばらくしてギーシュの事を思い出し…泣いた。
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/
2ちゃんねるにある「ゼロの奇妙な使い魔」スレのまとめサイトです。 現行スレ 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚93人目】 前スレ 【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚92人目】 過去スレ 過去ログ(html)はこちら ※新規ページの作成は@wikiモードでしてください! 避難所 召喚された人の数 合計 今日 昨日 - - -
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/2020.html
教師な使い魔 平民との決闘-原因は女絡みだった。 二股がばれたギーシュはモンモランシーに謝罪しに行った。 泣きながら怒るモンモランシーは何の謝罪も聞かずにどこかに行ってしまい、捜すのに一苦労した。 こんな危機は初体験ではない、今までだって乗り越えてきた。・・・が、今回はさらなる危機が訪れていた。 男がモンモランシ―の傍に居た。それも平民が。しかも・・・・・ 『口説いていた』ッ!!!! 男-シーザーにとって当然の行為だった。 一人寂しそうにしている女性を見れば相手をするもんだと思い、そのために吐く嘘は正しいと思っているほどだ。 そしてシーザーは、目を潤わすモンモランシーを慰めて(口説いて)いた。 何とか二人の間に入ったギーシュがモンモランシーに謝罪をするが、中々聞き入れてくれない。 「なによ、別にいいでしょ私のことはほっといてよ」ギーシュの弁解にモンモランシーはわざと突き放す態度をとり、シーザーの腕に抱きついて見せる。 「私にも浮気する権利が有るわよ。 あっ、アンタとは分かれたから浮気じゃないか」 「なななな、モンモランシー彼は平民だぞ。それも、ゼロのルイズの使い魔だぞ」 「『ゼロ』、か」シーザーはその言葉に一瞬冷たい態度をとる。 「あんたより、優しいし、ルックスも頼れる感じがして素敵じゃない。浮気する誰かさんとは大違いね」モンモランシーはそう言ってギーシュを冷たい目で睨む。 「ふふふ、そうか、分かったよモンモランシー」ギーシュは何かを吹っ切った陰のある目で二人を見た。 「えっ」モンモランシーはその言葉に焦りを見せる。 「決闘だ!! ゼロの使い魔君、僕と決闘したまえ!! そうすればどちらがモンモランシーに相応しいか分かる!!」 シーザーは怒っていた。 自分の主人-ルイズの性格は大体察していた。 彼は彼女の悲しい性質を見抜いた。 魔法が使えないコンプレックスから、他人と厚い壁を作り、虚栄を見せる。 せめてと貴族としての義務を全て背負い、愚直なまでに貴族らしく有る。 擦り切れていくのは、彼女の道だ。その道が擦り切られ続ければ、いずれ他の道との接点が無くなり、抜け出せない孤独に囚われるだろう・・・。 そのルイズをさらに傷つける言葉-「『ゼロ』のルイズ」 それを軽々しく使う奴をぶちのめす事で、その後ルイズにどんな影響を与えるかシーザーは知っていた。 主人の味方であることを示すため、「主人を侮辱した」という名目で決闘を受けた。 そして決闘。 噂を聞きつけてやってきた血気盛んな学生達はギーシュの圧勝だと思っていた。 だが男は不思議な呼吸音を響かせながら、ワルキューレを一体潰し、武器-剣を奪いその後錬成した七対のワルキューレを圧勝してみせた。 ―ゼロのルイズは面白い奴を召喚したな…。 ギーシュは突きつけられた剣をじっと見る。自分の中で「足りなかった感覚」が戻ってくる。 (ギリギリの! 死と隣り合わせの! こんな状況がぁぁ!! 僕を強くする!!) 「感謝するぞ平民!! こんな状況を待っていたんだ僕は!! さぁここからが本番だァァ!!」 狂ったか? まぁこんな状況だ。平民に剣を突きつけられ敗北しそうなわけだ、貴族として死にたくなる状況だな。と周りが好き勝手思っている頃。 (カエルを車に轢かせるのを楽しむ糞ガキかと思っていたが・・・。 こいつの目、『生き返り』やがった!! こいつにはここから逆転する『強さ』が有る・・・)今シーザーは止めを刺せない。いや刺してはいけない。ここからだ、ここから決闘は始まるんだ。 二人はそれを知っていた。 ギーシュは突きつけられた剣を、「握り締める」。 その手からは「血が流れない」 コオォォォォォ シーザーと似た呼吸音を発しながらニヤリと笑うギーシュ。 「どうした、君のチャンスだぞ?」 「マンマミヤ~。 仕切りなおしだ、ミスタ・ギーシュ。 ・・・まさか君が『波紋』を使えるとは、師匠の名前を教えてくれないかい?」 「『リサリサ』、僕の尊敬する師匠の名だ! 心に刻みたまえ」 「なっ、なんだとッ!?」 ギーシュは昔従者と散歩してた時に賊に襲われた事が有る。 歳が十に届くかどうかってぐらいのガキだった。 乗馬の練習の成果を確かめたくての散歩だった。近くの湖に向かって調子よく馬を操っていた。 その時茂みの中から矢を射られる。賊がギーシュ達を包囲する。 そんな時のために従者がいた、従者はギーシュの馬の手綱を奪い、馬を二頭操りながら駆けた。 もと来た道を振り返り、屋敷に向かった。逃げ道はそこしかない。 賊も行動を起こす、飛び掛った者もいたが従者の魔法でやられてしまった。 しかし彼等は数で攻めれば、メイジ一人には勝てると知っていた。 手を休めず、矢を射る。 矢はギーシュの馬に当たった。 ギーシュは馬から投げ出された、地面を転げ、顔に擦り傷を作り、見た。 一人逃げ続ける従者を。 従者も知っていた、メイジとはいえ自分一人で賊には勝てないと。 「待って! 待って! 待ってよぉ!!」頭もぶつけたので、視界が少しぼやけている、それが逆に想像を掻き立てた。 従者が養豚場の豚を見るような目でこっちを見たと思った。 -可哀想だけど、貴族の息子に生まれるってのにはリスクもあるってこと。政敵に命を狙われんのね。 って目だ。 ギーシュは一瞬、「戻ってきて助けてくれるのでは?」と思っていた。しかし希望は粉微塵になった。 振り返り賊を見る、自分がどんなめに遭うかは全く解らない。ただ夢の世界の終わりを知った。 行き過ぎたパニックを敵に見せるのを嫌い、それを押さえる。 そうすると不思議な冷静さが現れた。 -自分は想像の付かない、酷い目に会うんだろう? うん、解った・・・。生き延びるには、戦うしかない!! 一人になり、一切の庇護の無い状態になり、 少し闘志が沸いてきた。 「グラモン家三男、ギーシュ・ド・グラモン。 反逆者の相手をしようではないか!!」 この言葉は誰にも聞こえないような小さなものだった。さすがに啖呵を切るほどの度胸も経験も無い。 しかし戦う意思は動き出す。 震える手でバラを取った、彼自慢の護身用の簡単に携帯できるサイズの杖だ。 攻撃魔法なんてまだ知らない、格好付けるために持ってるだけだ。 しかし一つだけ魔法が使える。 サモン・サーヴァント 使い魔召喚 この魔法の話を聞き、是非自分にぴったりの使い魔を召喚したく新しい呪文を子供心で考えていた。まさかほんとに使う日が来るとは・・・。 杖を上げ、敵を睨み、微塵になった希望の先にある、闘志に火をつける。 「尊厳の中佇む、美しき覇者!! 月に照らされる悪魔を駆逐する、追放者!! 永遠を生きる愚者を刈り取る、狩人!! 僕が君を望む!!」 「サモン・サーヴァント」の魔法が形になっていく。 ギーシュの望みを何かがプッシュした。魔法は成功した!! 光が現れる。見慣れない魔法に賊は思わず動きを止め、身を潜める。 光は形を作り出す、使い魔が現れる。 できれば移動能力が高い奴に来て欲しい・・・。 現れたのは・・・一人の女性。 腰に届く長い髪、目を見張るナイスバディの美しい女性。 「ここは?」 女性は辺りをゆっくり見渡す。動きに色っぽさが有るが、その動きは戦闘者のそれだった。全く無駄の無い、どんな奇襲にも対応できる動き。 しかし敵は複数人いる。一人の武術家の登場で、状況は好転するだろうか? 「すいません。私が貴方を召喚しました」 「召喚? 聞きたい事は山ほど有るけど・・、それどころじゃないわね」辺りに充満する殺気を目でなでる。 「ええ、賊に襲われています。しかし貴女は無関係だ・・・」その先に言うことは「貴女は逃げて下さい」だ。 唯一の魔法は最悪の失敗。無関係の人間を危険に巻き込んでしまった。 貴族としてのグラモン家の人間としての最後の義務、最後の一言・・・、しかしそれを言う前に女性は言った。 「逃げる? それは勝てない戦いのときと、犯罪者のすることよ。 勝てないのも、犯罪者もあっちよ」 女性には息子がいた。息子が知り合いの石油王と一緒に誘拐されかけた事がある。 彼女にとって、この事件は他人事では無い。 ギーシュはこの奇妙な格好をした女性がおこしたその時の活躍を生涯忘れない。、そして自分の目標にした。 女性は奇妙な呼吸音を響かせながら歩き出した。 向かってくる敵を叩き伏せ、止めの一撃の時に一瞬光を発する。あれが彼女の能力なのだろう・・・。 辺りには意識を失った賊が散乱している。 ギーシュは劇を見終えたように錯覚した。女神が風のように敵をなぎ倒し、無力な少年を助けてくれる劇だ。 そして勝利した女神は舞台挨拶のため観客の前に再び現れる。 「終わったわ、行きましょう」女性は賊の馬を二頭を引き連れている。 ギーシュは近づき感謝の言葉を捧げる。何とかありきたりなお礼を言うことができた。 「貴方を何とお呼びすれば良いですか?」 「リサリサ、と呼んで頂戴」 ギーシュはリサリサをまばゆい太陽の女神だと思った。 屋敷までの道中に、「異世界」から来たことや、「使い魔」の話をした。 今後のことを相談し、暫らく屋敷で雇いリサリサが帰るための手段を捜すことにした。 ギーシュは何かを思い、リサリサと契約はしなかった。 (今思えばテレていたのだろう・・・。) 先に逃げた従者は屋敷から追い出された。 罪に問うこともできたが、あえてそれはしなかった。 無力さが原因だと知っているギーシュは、彼を罪に問うことに反対した。 自分の無力さから目を逸らすためか、彼に同情したのかは分からない。多分両方だろう。 リサリサを屋敷に新しい召使として雇い入れ、二年間共に過ごした。 その二年でギーシュは変わった。 リサリサに戦い方を何度も教えるよう頼んだ。そのたんびに断られたが、リサリサが一人で訓練してる様子を盗み見しながら、技術を亜流だが体得しようとした。 どうしても「波紋」の力が欲しかった。 メイジとしての訓練もしたが、何よりもリサリサに近づきたかった。 彼女の気高い姿に近づきたかった。 暫らくそんな事を続けていると、訓練中にリサリサから声をかけられた。 なんでも「波紋」の力は「生命のエネルギー」を扱うものだから、間違った方法で身に付けると自分の体に重大な欠陥ができてしまうそうだ。 そこで二つのことを提案した。 「波紋」の修行を止める道。 「波紋」の修行を本格的に始める道。 後者の辛さも説明されたが、ギーシュに迷いは無かった。 ギーシュはリサリサから波紋の修行受けることが出来るようになった。 リサリサは一度教えるとなったら、本質の全てを体得させようと厳しい訓練を課した。 いずれ帰る方法を見つけてすぐ帰るのだ。その時にギーシュの修行が半端になってしまってはいけない。とくに心構えについては、スパルタで仕上げられた。 リサリサが帰る手段を探しに旅に出るとき、ギーシュは家に残るように言われた。しかし何時もこっそり付いて行っては合流していた。 両親もリサリサが良い師匠だと解っていたのでそこは黙認していた。 リサリサとの旅は身を焦がす充実感があった。 オークの群れに囲まれたこともあった。 竜の巣に入らないといけないこともあった。 とても満たされていた。 そして・・・。 リサリサが帰る瞬間はあっという間に来てしまった。 ある村に残された書物に可能性が書いてあった・・・。 ある場所で扉が現れるらしい。 とにかくそこに行ってみる・・・。 偶然・・いや運命が、その日は扉が開かれる条件を満たしている日だった。 そしてそこに辿り着いた。 扉は開かれていた。そこは目に見えないが風の流れ方が違った・・・。 その前に佇むリサリサ。 別れの時が来た・・・! ギーシュは、リサリサに行って欲しくなかった。 しかし貴族のプライド、男の意地がそれを止める。 -今ここで引き止めたら、マンモーニじゃないかッ!! 「ギーシュ、立派になったわね・・・」 ギーシュはその声に体を強張らせる。終わりを悟った。 「前にも言ったけど、私は前の世界にやり残したことがあるの。柱の男達の復活は近づいている、帰ったらもうすでに復活しているかもしれない・・・」 -行って欲しくない。 「人には運命が有るわ、私には私の運命、やるべき事が。 彼方には、彼方の運命が何時か来るわ。 それに立ち向えるだけの力を彼方は持っている。 彼方が学んだことの全てが輝く日が来るわ」 -行かないで。 「さようなら、ギーシュ。 どんなに離れても愛してるわよ・・・」 リサリサも二年間を共に過ごした弟子に愛情を持っていた。 -行かないで。 逃げる奴には簡単に使える言葉なのに、何でいえないんだ? リサリサはすでに背を見せている。 始めてリサリサを見た時から変わらない、ずっと見続けてきた、ギ-シュの追ってきた姿。 -ああ、これが戦士の出陣だからだ。 止 め れ る 訳 が 無 い !! 「先生!! 有難う御座いました!! ギーシュ・ド・グラモンはリサリサ先生から焼き付けられた、 『勇気』を生涯忘れません!!」 リサリサは振り返らない。満足そうに足を進めた。 ・・・それからリサリサに会った事は一度も無い。生涯の別れになっただろう。 たまに悲しくなるけど、それでもいい。 リサリサとの出会いはギーシュの心を熱くした。 もう無力感が立ち塞がったりしない。 熱い情熱がこの身を動かす。 -また旅に出よう!! 「えっ駄目ってどゆこと?」 旅に出ようとしたら、両親に止められた。 リサリサがいたから、旅を黙認していたのだ。一人旅なんて、子供が大事な親なら反対して当然だった。 それにメイジとしての勉強も滞っている。 結局理由をつけて旅は却下された。 ギーシュも親に逆らうわけには行かないと思い、言いつけを守った。 自分の情熱に苦しめられる二年を送った。 その後トリスティン魔法学校に入学して、平民と決闘するまで、彼の魂はくすぶり続けていた。 シーザーとギーシュの決闘。 勝敗は付いていた。 ギーシュが殴りかかってから攻防が続いたが、ギーシュが圧倒されていた。 レビテーション、落とし穴、ワルキューレ、波紋、全て使って応戦したがシーザーの波紋を練った肉体に止めとなる攻撃には到らなかった。 波紋の訓練は続けていたが、シーザーの命がけの訓練とは質も量も違いすぎた。 それでも戦っていた、戦っていたかった。 「なかなかやるな、だがもう止めたらどうだ? その右腕もう動かないんだろ? 誰も君を責めたりしないさ、大健闘じゃないか・・・」シーザーが言う。 「君が僕と同じ状況で、自分から降参するかい? 腕をもがれようが、足を吹き飛ばされようが、後もうちょっとで勝てる相手に勝利を譲るなんてさ!!」 吼えるギーシュ。垂れた血がズボンを染めている。顔も血の線が入り、いい感じに男前になっている。 そして力の入らない利き腕を上げ、ひびの入った足を庇うのを止める。 「波紋」の呼吸も乱れているので、全身の痛みがよく解ってしまう。 最後の攻撃 残った波紋を込めてギーシュが攻める。 間合いを一気につめ、蹴りを放つ。 ギーシュの捨て身の攻撃を警戒してシーザーは素直にブロックする。 しかしその蹴りは目の前を通過していく。この一撃はフェイント。 蹴りの加速を利用し、口に咥えたバラを飛ばす。メイジの命とも言える、杖を捨てる攻撃。 「ヌヌウッ・・・!」シーザーの喉にバラが刺さる、ブロックの隙間を縫って。 「ふふ、波紋入りの薔薇のトゲは痛かろう」 喉をやられ呼吸を乱したシーザーの体は一瞬波紋のガードが解ける。 ギーシュはさらに体を回転させ、蹴りを放つ。 -この隙に一撃を入れねば勝機は無い!! 一撃は・・・入った!! シーザーは蹴りで飛ばされる。波紋のガード無しでくらってしまった。 -マンマミヤッ! とんでもない奴じゃないか!! 力の差を感じながらも、果敢に向かってくる。間違いなく好敵手!! シーザーが急ぎ喉からバラを取り出す。 か細い波紋の呼吸で喉の治療を開始する。全体の波紋は弱くなってしまった。 目の前にギーシュは佇んでいる。来る!! 「・・・」ギーシュはシーザーを見下ろし続ける。 「ギーシュ・・・!?」 「・・・」 「こ・・・こいつ。 ・・・気絶している・・・!」 さっきの攻撃で全ての波紋を使い切った。ギーシュは体を動かすエネルギーを出し切っていた・・・。 久しぶりの戦いだった。 惨敗だったが気分が良い。勝ってたらもっと良かったんだろうが、負けて良かったんだろうとギーシュは思う。 決闘の数日後、二人は親友になっていた。 二人は波紋の訓練を共に積み。よく一緒に行動した。 話したいことも、聞きたいことも山ほどあった。 (ちなみにギーシュの方が兄弟子になる。シーザーはリサリサが四年前に帰った後の弟子。) ただそれを快く思わない人も・・・。 「このバカ犬ーー!!」 「最低よギーシュ!!」 ルイズとモンモランシーである。 シーザーとギーシュこんなたらしな組み合わせが有るだろうか? 今回も見に覚えが有りすぎるどれかを目撃されたのだろう。二人の名誉のために言っておくが、二人は決してとっかえひっかえ遊んでいるわけではない。 シーザーはさびしそうな女性に話しかけ、元気付けてるだけだし(ちゃんと美味しいめにあってる。) ギーシュも女性を傷付けるのは酷い事と知っている。(女性にバラを振り撒いているだけだ) ・・・だめだ・・二人の名誉を守んのは無理だ。 その日、二人が保健室に一泊した。 一人は全身火傷と擦り傷を作っている。 もう一人は何かの薬品のせいか時折痙攣を起こしている。 そして二人とも何故か首輪を付けられていた・・・。 ルイズ 決闘の活躍で少しシーザーの評価を改める。がすぐにその本性がスケコマシで有ることに気づき、この奇妙な使い魔の女癖の悪さを直すために調教の日々を送っている。 シーザー 主人の名誉のために戦い少し良好な関係を築くが、すぐに台無しになる。 ギーシュとは友人として付合い、共に波紋の修行をしている。 ルイズのことは妹のように思い、大切にしている。 (ちなみに決闘では、殺傷力の高い波紋カッターなどは使わなかった。このことをギーシュに言うと、波紋で必殺技が作れることに驚き、自分の必殺技を考えるようになった) ギーシュ シーザーとの決闘に敗れる。その後友人になる。リサリサが無事に帰った話を聞き安心する。 当面の目標はシーザーに勝つこと。情熱の行き場を見つける。 たまにモンモランシーに怒られるが。なんとか上手いことやっている。 モンモランシー 決闘のギーシュを見て、結局よりを戻した。 ギーシュの女癖の悪さに苛立ち、惚れ薬の調合を始める。
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/2.html
目次 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 トップページ メニュー 更新履歴 各部キャラ トリップ一覧 第一部 使い魔波紋疾走(ジョナサン) 逆に考える使い魔(ジョージ) 仮面のルイズ 使い魔は勇者(ブラフォード) ジョジョとサイトの奇妙な冒険(ジョナサン) おれは使い魔になるぞジョジョー!(ディオ・ブランドー) 第二部 ジョセフ 究極の使い魔(カーズ) ハルケギニアのドイツ軍人(シュトロハイム) 割れないシャボンとめげないメイジ(シーザー) 使い魔の魂~誇り高き一族~(シーザー) ゼロの究極生命体(カーズ) 風の使い魔(ワムウ) ストレイツォ 忘れえぬ未来への遺産(ジョセフ) 風と虚無の使い魔(ワムウ) 戦闘零流(ジョセフ) 第三部 DIOが使い魔!?(DIO) スターダストファミリアー(承太郎) スターダストは砕けない(承太郎…だけ?) 見えない使い魔(ンドゥール) ゼロの番鳥(ペット・ショップ) 法皇は使い魔(花京院) 亜空の使い魔(ヴァニラ) 使い魔は皇帝<エンペラー>(ホル・ホース) ファミリア―・ザ・ギャンブラー(ダービー兄) ゼロのパーティ(花京院) ゼロと奇妙な隠者(ジョセフ) メロンの使い魔(花京院) マジシャンズ・ゼロ(アブドゥル) ポルポル・ザ・ファミリアー(ポルナレフ) 愚者(ゼロ)の使い魔(イギー) 女教皇と青銅の魔術師(ミドラー) はたらくあくま(デーボ) エンヤ婆 アヌビス神・妖刀流舞 ボインゴ ゼロサーヴァント・クルセイダーズ(承太郎) 銃は杖よりも強し(ホル・ホース) ゼロの茨(ハーミット・パープル) 第四部 砕けない使い魔(仗助) 露伴 使い魔は静かに暮らしたい(デッドマン吉良) アンリエッタ+康一 L・I・A(仗助) 『鉄塔』の使い魔(スーパー・フライ) ACTの使い魔(康一) 几帳面な使い魔(虹村形兆) 爆炎の使い魔(キラー・クイーン) 使い魔はゼロのメイジが好き(猫草) ゼロの奇妙な使い魔(うわっ面)(間田) アホの使い魔(億泰) 使い魔ファイト(ミキタカ) お嬢様の恋人(トニオ) 使い魔は灰かぶり(シンデレラ) 味も見ておく使い魔(露伴&ブチャラティ) つかいまがとおるっ!(静) 使い魔は天国への扉を静かに開く(露伴+静) うわっ面の使い魔(間田) ねことダメなまほうつかい(猫草) ゼロと使い魔の書(蓮見琢馬(The Book)) S.H.I.Tな使い魔(広瀬康一) 反省する使い魔!(音石明) 第五部 杖をとりかえしにいこう!(ジョルノ) 絶頂の使い魔(ディアボロ) slave sleep~使い魔が来る(ブチャラティ) ゼロの兄貴(プロシュート) 偉大なる使い魔(プロシュート) ゼロと奇妙な鉄の使い魔(リゾット) 白銀と亀な使い魔(五部ポルナレフ、ココ・ジャンボ) 凶~運命の使い魔~(ローリング・ストーン) サーヴァント・ブルース 繰り返す使い魔(アバッキオ) サブ・ゼロの使い魔(ギアッチョ) ゼロの変態(メローネ) ホルマリン漬けの使い魔(ソルベ) ディアボロの大冒険Ⅱ(ディアボロ) サーヴァントムーディー(アバッキオ) ナランチャ・アバ・ブチャ ペッシ 本気男(ホルマジオ) 紫霞(しか)の使い魔(フーゴ) 不死の使い魔(ディアボロ) 鮫技男と桃髪女(スクアーロ) 一味違う使い魔(トリッシュ) 使い魔は刺激的(トリッシュ) ゼロの奇妙な道連れ(アバッキオ) ルイズと愉快な暗殺者たち(暗殺チーム) 僕の夢は三色コロネッ!(ジョルノ) パープルヘイズ&グリーンデイ 影の中の使い魔(ブラック・サバス) 使い魔の鎮魂歌(チャリオッツ・レクイエム) タバサの大冒険(ディアボロの大冒険) サーヴァント・スミス(ナランチャ) ルイズ姉ェの栄光への道(ペッシ) ゼロの臭い魔(ミスタ) ドロの使い魔(セッコ) ジョルノ+ポルナレフ アバッキオ 使い魔は引き篭り(イルーゾォ) CRAFT OF ZERO ゼロの技工士(サーレー) 黄金の使い魔(ジョルノ) 第六部 引力=LOVE?(徐倫) フー・ファイターズ、使い魔のことを呼ぶならそう呼べ(F.F.) アナスイ 星を見た使い魔(徐倫) 奇妙なルイズ ゼロの予報図(ウェザー) ゼロの使い魔への道(ドラゴンズ・ドリーム) お熱い使い魔(キッス)を受け取りなッ!(エルメェス) 新世界の使い魔(プッチ) 変な帽子みたいな使い魔(マンハッタン・トランスファー) 子供の使い魔(エンポリオ) ヘビー・ゼロ(ウェザー) ゼロのスネイク(ホワイトスネイク) ゼロの奇妙な白蛇(ホワイトスネイク) DISCはゼロを駆り立てる(ホワイトスネイク) L7 meets C-MOON(C-MOON) 使い魔の兄貴(姉貴)!!(エルメェス) 狂信者は諦めない(プッチ) 使い魔は空高く(リキエル) ティータイムは幽霊屋敷で(エンポリオ) 第七部 ゼロの世界(リンゴォ) 微熱のカウボーイ(ティム) ギーシュの奇妙な決闘(リンゴォ他) Start Ball Run(ジャイロ) サンドマン 歩き出す使い魔(ジョニィ) スケアリー・サーヴァント(Dio) マイク・O D0C(大統領) バオー ゼロの来訪者(橋沢育郎) ゼロいぬっ!(バオー犬) 短編 小ネタ 完結作品 スターダストファミリアー(承太郎) スターダストは砕けない(承太郎…だけ?) 『鉄塔』の使い魔(スーパー・フライ) 几帳面な使い魔(虹村形兆) お嬢様の恋人(トニオ) 奇妙なルイズ ゼロの使い魔への道(ドラゴンズ・ドリーム) 不死の使い魔(ディアボロ) サーヴァント・スミス(ナランチャ) 味も見ておく使い魔(露伴&ブチャラティ) ゼロいぬっ!(バオー犬) ゼロと奇妙な隠者(ジョセフ) 新着情報 取得中です。 タグ検索 and or タグ一覧 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
https://w.atwiki.jp/jojoson/pages/128.html
リゾット ■071003 ┗【圧迫祭】「対象a」ver.リゾット~女が歌ってみた【番外編】 ■070924 ┗別ページ作成 ┗「対象a」ver.リゾット 【歌ってみた】、幻ノ影 【作ってみた・歌詞のみ】 Vocal off アンインストール ver.ジョジョ5部(リゾット) 【歌詞のみ】 アンインストール ver.ジョジョ5部(リゾット) 【歌詞のみ】※修正版 アンインストール ver.ジョジョ5部(リゾット) 【ピアノ+英詞ver】 「対象a」ver.リゾット 【カラオケ】 幻ノ影 【作ってみた・歌詞のみ】 Vocal on アンインストール ver.ジョジョ5部(リゾット)歌ってみた アンインストール ver.ジョジョ5部(リゾット) 【女が歌ってみた・再録】 アンインストール ver.ジョジョ5部(リゾット)歌ってみた アンインストール ver.ジョジョ5部(リゾット)歌ってみた・再録 暗殺者のネエロ[歌ってみた] 暗殺者のネエロ歌ってみた 暗殺者のネエロ歌ってみたbyおぐ リゾットネエロ Deep in your heart(替え歌) ジョジョ5部 「対象a」ver.リゾット 【歌ってみた】 【圧迫祭】「対象a」ver.リゾット~女が歌ってみた【番外編】